カテゴリー「【メタル】」の101件の投稿

2016年3月 4日 (金)

2015年マイベスト

いまさらですが2015年のHR/HMベストをまとめてみましたよ。買い逃しの参考にどうぞ。

■Best Album■
⑩Ravenhead/ORDEN ORGAN
Orden_organ
ジャーマンパワーメタルバンド。初期BLIND GUARDIANの正統後継者と言えるパワー、メロディ、疾走感に、NOCTURNAL RITESなど北欧を感じる哀愁とヴァイキングメタルの勇壮さ、モダンなリフも加味した漢メタラー歓喜のサウンド!

⑨Extinct/MOONSPELL
Moonspellextinct
ポルトガルの暗黒エクストリームバンド。ブラックだったりゴシックだったりするバンドですが今回はゴシック。しかも極上。メランコリックでシンフォニックでロックンロールなそんなサウンドをさらりとやってのけるあたり、さすがベテラン。

⑧Abysmal/THE BLACK DAHLIA MURDER
Dahliamurderabysmalcd
アメリカ産メロデスバンド7th。過去最高のメロディとアグレッションを短めの楽曲に封入したことで爽快感抜群の作品。思わず笑みがこぼれる暴虐音楽。

⑦Future:The Return/SILENCE LIES FEAR
Silenceliesfear  
アゼルバイジャンのトリプルギター擁するメロデスバンド。国名、2ndアルバムということからは想像もつかないクオリティの激烈メロデスアルバム!くさい!泣ける!ピアノがいい!

⑥Stones at Goliath/INLEGEND
Inlegend
ドイツのピアノメタルバンド。ギターのパートが全部ピアノ。それでも意外にへヴィでしっかりメタルしてるのです。男性Voゴシック好きはたまらんメロディ!

⑤Soul Sphere/BORN OF OSIRIS
Bornofosirissoulsphere
イリノイ出身テクニカルデスコアバンド。この手のバンドに求めるものではないと思うんですが、キャッチー極まりないボーカルにやられてしまいました。もちろんテクニカルな楽曲は健在。しかしカッコイイなぁこの歌メロ!

④The Congregation/LEPROUS
Leprous
ノルウェーのプログレッシブメタルバンド。浮遊感のある暗黒プログレと言えばOPETH、RIVERSIDE、…それらと一線を画すのがこのボーカル。暗闇の中に光が差すような歌声。何度でも聞いていられます。

③Under The Force Of Courage/GALNERYUS
Galneryus
日本最高峰のメロディックメタルバンドの最新作はバンド初のコンセプトアルバム。テクニックだけではなく曲作りにもいよいよ磨きがかかり、圧巻の完成度に。コンセプトアルバムはたいてい大人しいんだよなぁと思ってるとインストに続くスピートキラーチューン2連発に吹っ飛ばされること必至。

②Endless Nightmare/THOUSAND EYES
Thousand_eyes
衝撃のデビューを飾った国内最強デスラッシュバンド待望の2ndアルバム。徹頭徹尾爆走デスラッシュの中で、ライブを強く意識したコーラスやジャパメタ要素が強まった叙情的なメロディやギターソロなど要所要所に非凡さが垣間見える。日本人だからこそ生まれるメタルサウンド!

①The Ride Majestic/SOILWORK
Soilwork
もはやメロデス重鎮バンドの記念すべき10枚目。2枚組の前作が心機一転の快作だった一方で、これ混ぜて半分にしてくれたらなぁと思ってたらそんなアルバムを作ってくれました。アグレッションの向上、説得力のある歌メロなど、今まであった微妙なかゆい所にバッチリ手が届いた印象。フォロワーの追随を許さない最高傑作!

■Best Live Performance■
⑤THE HAUNTED@渋谷クワトロ(5/11)
④HONE YOUR SENCE&THOUSAND EYES@渋谷サイクロン(9/27)

③SABATON@LOUD PARK15'(10/11)
②KAMELOT@LOUD PARK15'(10/11)

①NE OBLIVISCARIS@渋谷duo MUSIC EXCHANGE(6/8)

■Best Album Artwork
Kamelot
Haven/KAMELOT

はい、そんなわけで2015年。個人的には抜けたアルバムはないけど粒揃いだったなぁという印象。相変わらずジャンルはバラけているようで、上位はどうしてもメロデスばかりになってしまいますね。国内バンドと新人バンドが多いのは、ズバリ贔屓ですw いやいやこの辺プッシュしないと。

実は直前までTHOUSAND EYESを1位にしてましたが、2016年のSOILWORKのライブが凄すぎて改めてこのバンドと新作の素晴らしさに気づいたので1位に。圏外ではHELLOWEENの新作、DISTURBEDの復活作なんかも安定してよかったです。

後はこの年は意識してライブに行くようにしたので久しぶりに2桁以上は見てきました。その中でもNE OBLIVISCARIS、初めてのOPETH公演並の衝撃と感動でしたよ。求む再来日。

2016年もすでに良作揃いですし、ライブも毎週のように行っていて今年もメタル充な一年になりそうです。ではまた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月30日 (木)

2013年HR/HMマイベスト

はい、ここ数年さぼってました。HR/HMアルバム選を久しぶりに作ってみました。2013年は良作が多くて10に絞れなかったので半端に15で!
(アルバム名/バンド名)

⑮Nemesis/STRATOVARIUS
Strato

フィンランドのメロディックメタル14th。大ティモのごたごたから疎遠になってたけど、これはすげぇ!超高品質のパワーメタル!「Unbreakable」はシーンに残る名曲!

⑭Beyond/OMNIUM GATHERUM
Omnium_gatherum

フィンランドのメロデスバンド6th。傑作だった前作と変わらぬ作風、クオリティだけど、前作のインパクトが凄すぎた!しかし相変わらず美しい!泣きのメロデスが好きで好きでたまらない中毒者は前作と合わせてマスト!


⑬Bu-Tik/CHTHONIC
Chthonic
台湾のシンフォニックブラックメタル7th。シンフォブラックの暴虐性とオリエンタル要素の融合は前作以上のクオリティ!ただ、そこがもう自然すぎて前作のような緊張感が若干薄らいでいると感じるのは贅沢すぎる贅沢か?


⑫Surgical Steel/CARCASS
Carcass
イギリスのレジェンド・メロデスバンド17年ぶりの6th。まさかの新作!HEARTWORKを今、作ったら、こうなった!決して過去の焼き増しでもなく、モダンに歩み寄るわけでもなく、それでいて21世紀の音であって、ブリティッシュHMの遺伝子は過去最高に感じる。なんだそれ?なんだこれ!スゲェ!!


⑪The Living Infinite/SOILWORK
Soilwork

スウェーデンのモダンメロデスのオリジネーター9th。ここ数作の元気のなさ、バンド内のゴタゴタで不安を抱えながら聞いた「This Momentary Bliss」の衝撃、歓喜と言ったら!!SOILWORK IS BACK!!!!見限っていた奴は戻ってくるんだ!!!!!!


⑩The Inheritance/WITHERSCAPE
Witherscape
スウェーデンのプログレッシブメロデスバンド1th。EDGE OF SANITYのダン先生の新プロジェクト!「CRIMSONⅡ」を踏襲したメロデスにNIGHTINGALEゆかりのポップなメロディを随所でぶち込むと言うダンマニア悶絶必死の一品!美メロと美声の洪水!


⑨V/NoGoD
Nogod

V系メタルバンド3th。IN FLAMESなリフにドキャッチーな歌メロで青臭いながらもわかりやすい歌詞を載せるスタイルは健在!曲は小粒ながらもアルバム全体の完成度は過去最高じゃないか!?やっぱり団長は地声のほうがいいよ!V系っぽさがさらになくなるけど!団長の活躍も含めて今後も期待!


⑧Oscillation/TRAIL OF TEARS
Trail_of_tears

ノルウェーのゴシック・デスメタルバンド7th。シンフォニックなメロデス楽曲をバックに、男性デスVoと女性Voが歌い上げる…もう20年以上も繰り返されてきたこの音。でも、何度でも聞きたくなる!古臭いジャンルに絶妙に注がれたモダンなキャッチーさと、長年のキャリアがなせる完成度の勝利!


⑦Fascinating Violence/GYZE
Gyze
国産メロデスバンド1th。く、クサイ!泣きより先に笑いが出るぐらいクサイ!いい意味で!Disarmonia MundiのメンバーがプロデュースとVoを手がけると言う点からもクオリティはお墨付き!リフがどっかで聞いたことあったっていいじゃない!V系っぽいコーラスもいいじゃない!みんなムンディ好きなんでしょ?買わなきゃ!!


⑥Volition/PROTEST THE HERO
Protest_the_hero

カナダのテクニカルメタルコア4th。凄まじいインパクトで殴りつけてきた「Kezaia」以降やっぱりこういうバンドは大人しくなっちゃうよなと思ってたらこれですよ!過去最高にキャッチーでコンパクトでわかりやすいのにこのエネルギッシュな爆発力と緊張感!どうやってこれを一体化させたんだこいつらは!?


⑤Bloody Empire/THOUSAND EYES
Thousand_eyes

国産メロデスバンド1th。日本が誇るエクストリームミュージシャンによってすげぇアルバムが生まれた!日本版DIMENSION ZERO!激しさの中にも哀愁!泣き!日本人だからこそできる!日本人だからこれをやらなきゃ!!聞かなきゃ!!


④Grimoire/NOCTURNAL BLOODLUST
Nocturnal_bloodlust

V系メタルコアバンドメジャーデビュー作。今V系ってこんなことになってるの?こんなスゲェやつらがいるの!?デスコアとメタルコアとメロデスが渾然一体…となりきってないぐらいの危ういバランスで混ぜられた楽曲はどれもこれもカッコイイ!そしてそれに説得力を持たすのは確固たるテクニックと、数種のエクストリームVoとV系の耽美な声を歌いわけるボーカル!衝撃度は2013年度1位!!

③Construct/DARK TRANQUILLITY
Dark_tranquillity
スウェーデンの重鎮メロデスバンド10th。正直言うと最初ピンとこなかった!でも繰り返し聞いて、噛んで、これはダートラ以外の何者でもなかった!「Projector」を引き合いに出されるけど、あれほどのキャッチーさはない。とにかく噛まないと!ダートラの暗黒面、陰鬱で、悲哀で、美麗すぎるメロディの傑作アルバム!


②Straight Out Of Hell/HELLOWEEN
Helloween
ジャーマンメタルゴッド14th。メタルは変わっていくけど、彼らは変わらない!デビューから30年たった今でも、これだけ高品質で、しかも今まで以上にキャッチーでエネルギッシュで疾走感満載な作品を生み出している!ありがとう!メタルをありがとう!


①A Will/LUNA SEA
Luna_sea

ビジュアル系ロックバンド13年ぶりの新作。再結成アルバムに外れはないとはよく言ったもので。でも結局再結成ってファンも期待し過ぎないほどに期待してるし、バンドもその期待から外れないように無難な最大公約数的作品を出して、過度に評価されるってことも多いと思うのです。でもね、これは、そんなもんじゃない。最高傑作です。みんなが学生のころ聞いて興奮に打ち震えたLUNA SEAの、最高傑作です。



―――――――――――――――――――――――――
はい、というわけで1位はルナシーです!!…メロデスやらクサメタルばっかり続いて締めはこれってどゆこと?って思われるかもしれないですが。個人的にこの順位って5年後、10年後見てどう思うかってことまで考えてしまうわけで、そうなると「2013年って何のアルバムが出た年?」って聞かれたらこのアルバムだと思うんです。アートワークもダントツ1位。何よりそういった感傷抜きで本当に曲が素晴らしい。

さて1位はちょっと浮いちゃいましたが、他はもういつものようにメロデスと国産メタルばかり。メロデスはもう血肉ですね。しかもこの年はCARCASS復活、SOILWORKある意味復活、ダートラが最高のアルバム、中堅も傑作揃いと、メロデス馬鹿ウハウハな年だったと思います。

国産メタルは、今いい波が起き始めているんじゃないかなと。他の人がどう思ってるかわからないですけど、俺はね、メタルもっと売れてほしいんですよ。メジャーになってほしいんですよ。もしそうなったとして、やっぱりそのシーンのメインは日本が誇る国産バンドであってほしいんですよ。

ライブのほうはあんまり行けなかったですね。特に俺得すぎるラインナップだったLOUD PARKに行けなかったのが…もう!その中でベストはHELLOWEENかな。あんな気持ちいいメタルライブはないですよ。新作もよかった!あとARTEMAは衝撃でした。カルチャーショック。

世間的な2013年はどうだったんでしょう。検索するとみんな選ぶ「これ!」ってアルバムがなかったように思えますし、ポストロックやらポストブラックやらメタラーのメタル離れというか、ニッチなジャンルの細分化がさらに進んでる気がします。毎月B!誌の新譜紹介ページの少なさには驚くばかり。…大丈夫かこれ?

あくまで地下音楽だけど、それも本当にシーンが先細りしたら終わってしまうわけで。なので地下は地下として、シーンの底上げのためにも、若いメジャーバンドの活躍に本当に期待してます!俺ももっと色々聞くよ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月30日 (木)

【メタル】最近のー

と言ってもここ半年ぐらいの、です。

■Phantom Antichrist/KREATOR
…ジャーマンスラッシュの重鎮というのも今は昔。スラッシュどころじゃねぇ!メタル!すっげーメタル!だってメロディがとにかくいいんだもん。それってもうスラッシュじゃないよね。超メタル。
(9.0/10)

■EREMITA/IHSAHN
…EMPERORの頭脳イーサーン先生のソロ4作目。前作が先生独特の美意識が全編に満載な暗黒メタルの金字塔的傑作だったと勝手に思ってますが、今作もすげぇ!よりプログレッシブになってわかりやすさは薄れたけど、このキャッチーさとかっこよさはさすがです先生。
(8.5/10)

■ALPHA NOIR/MOONSPELL
…ポルトガルの暗黒メタル集団の新作は、元々の耽美的ゴシックテイストを中核に近年のシンフォブラックスタイルと、中期のモダンさを加えた集大成的作品。2枚組の内容から、このバンドの多彩さがうかがい知れる。しっかし日本じゃこの手のバンドは流行らないっすねぇ…。いいのに。
(8.5/10)

■In Somniphobia/SIGH
…日本が誇る天才・鬼才・川嶋未来率いるブラックメタルバンド。今回もまた不快極まる気持ち悪い音楽やってます。とってつけたようなクサメロやキャッチーなコーラスすら余計に気持ち悪い。だが、その不快が快感に変わっていくんだぜえええええ!!日本発、世界で唯一の音楽やってます。
(8.5/10)

■Skylight/ATOMA
…ゴシック・ドゥーム・ポストメタルバンドのデビュー作。意味わかんない分類ですけど、実際根っこはゴシックメタルっぽくも、曲によってはメタルですらないような、映画のサントラのような壮大で浮遊感のあるサウンド。気持ちいいです。凄く気持ちいいです。わかりやすい比較対象はANATHEMA。メタルに固執していたら多分これは生まれなかった。
(9.0/10)

■Living Things/LINKIN PARK
…5th。実は4thも買ってなかったんで一緒に買って聞きました。4thで(日本人から)総スカン食らって、5thで「結構いいんじゃない?」と言う評価が凄くわかりやすい。確かにそこかしこで実にいいメロディを聞かせてくれるようになった。でも、じゃあこのアルバムがいいアルバムかと問われると、刺激も高揚感も足りない、それでもLINKIN PARKなんだからきっと凄いことやってるに違いない!と言う先入観が評価をギリギリ支えてくれている。ありていに言えば、俺みたいなリスナー向けのバンドじゃなくなったんだな、完全に。
(8.0/10)

■Wish Upon a Blackstar/CELLDWELLER
…Klayton兄貴のソロプロジェクト、各曲ダウンロードや多数のリミックスバージョンの発表などを経てのフルアルバム。膝を打ちたくなるようなダンサブルなリズムとキャッチー極まりないメロディ、そしてトランス的電子音の洪水の前にトリップは必至。この手のジャンルは個人的に主食じゃないとは言え色々つまみ食いした結論は、このバンドは別格っすわ。かっこよすぎる。
(9.0/10)


…今年はあんまり買ってないっすなぁというかピンと来るのがあまりにない。俺の趣向の変化?それともまだ話題作がないのか…。ちょっと不安。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月24日 (木)

【メタル】METAL BATTLE JAPAN

土曜日。METAL BATTLE JAPANに行ってきましたよ。世界最大のメタルフェスティバルWACKEN OPEN AIRの出場権をかけて、8つのバンドがライブで競うイベント。出場バンドの1つARGUMENT SOULの間瀬さんとツイッターで知り合ったこともあって応援兼ねて行ってきました。

土曜日は基本仕事なんですが、まぁメタルのイベントだし始まるの夕方ぐらいだろうと高をくくってたら…まさかの2時開始。オーナーに頭下げてなんとか3時半に到着したらまさにARGUMENT SOULが始まるところだった!あぶねー。


■ARGUMENT SOUL
NEVERMORE、RAGEなどを彷彿とさせる名古屋の正統派ヘヴィメタル。ヘヴィだけどちょっと聞いただけで耳に残る歌メロ、そして何より神谷さんの超絶ハイトーンが強力。持ち時間の関係で4曲だけだったけど、必殺のレパートリーを用意してきた感じでした。客層を見てもかなり固定ファンは多かった印象。いやー気持ちよく頭振れた!

■ETHEREAL SIN
続いては東京のブラックメタルバンド。白塗り、コスプレはバッチリ、ブラストや激走トレモロリフも本格的!…だけどこれじゃあブラックメタルの焼き増しだなぁと思っていたら扇情的なコーラスパートでぶったまげた!これはカッコいい!!曲展開も劇的で、思わずCD買っちゃいました。なんと言うかブラックメタル好きな日本人が日本人向けにいいとこ取りしてそれがはまってる感じ。穴らしい穴が見当たらない良バンド。

■HONE YOUR SENSE
東京のメタルコアバンド。無地でダボダボのTシャツやキャップという出で立ちや思いっきりちゃらいパフォーマンスは明らかに会場で浮いていた。しかしその凄まじいグルーブに次第にひきこまれ、モッシュピットができ、異様にダンサブルな曲に度肝を抜かれましたよ。なんだこの音!?メタルじゃないだろこれ?でも、かっこいいぞこれ!

うーんいい動画がない…。改めて聞くとイエテボリリフ満載だけどそういう印象はなかったなぁ。ライブでのグルーブ感がそこらのメタルコアと違ってた。


■SENATIVE
東京のメタルコアバンド。コッテコテのメタルコア。かっこいい、かっこいいけどそれ以上感じないというのはもうメタルコアの宿命でしょうか。印象的だったドラムとボーカルがサポートメンバーで、この場でメンバー募集告知をしていたのにもやっぱりどうしても興冷めしてしまった。

■Shatter Silence
大阪のメロデスバンド。この前買ったアルバムがスゲェよかったんで楽しみにしてたんですが、ライブもよかった!ナルシスト分200%増しで!いや実際あそこまで露骨だと見てるこっちも気持ちよくなりますね。ただ選曲がブルータルな曲がメインで、このバンドのメロディックな面がイマイチ伝わらなかったのが残念。激メロ曲「The Monochrome Sky」の凄まじさに一層その思いが。

ライブ動画がない…。


そんなこんなで全バンドの演奏が終了し、ベロンベロンのKohさんの茶番でつないでからの結果発表!…生キャプテン初めて見たよ。は、置いといて優勝は「HONE YOUR SENSE」!!くはーなるほど!実際どのバンドもそれぞれの魅力があって実力伯仲だったんで、最後はもう何を基準に決めるかってとこしかなかったと思う。そういう意味では他のバンドも、今回はあのバンドが選ばれる選考だったんだと諦めもつくというもの。と言うような話をして間瀬さんと握手して帰宅。

個人的には日本のメタルを聞く意義って日本人特有のメロディセンスをメタルという土壌で聞きたいというのがあって、そういう意味だとブラックメタルの世界観とかハードコアのグルーブ感とかって申し訳ないけどどうあがいても本場に勝てないと思う。どのバンドも魅力的だったけどそういうバンドがあまりいないのが残念だったかなぁ。まぁ得てしてそういうジャパメタってダサイって思われるから…。


しかし…今回のこのメタルバトル、勝ったバンドも現地ドイツには自費で行って、持ち時間もこの日と同じ20分…。厳しい現実を思い知りました。まずはHONE YOUR SENSEが!ぶちかましてきてくれ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月12日 (木)

【メタル】正統派メタル編

去年末に買ったもの。並べてみたらボーカルが面白いことになってた。

■Decisive/SABER TIGER(11')
…北海道出身重鎮HMバンド6年ぶりの新作。今回は下山武徳(Vo)が出戻りでの再始動と言うことで期待は大きかったわけですが(と言いつつ個人的には下山時代のアルバムしか聞いたことないんだけど)、それに応える納得の内容。これぞメタル、ジャパニーズメタル!もうちょっと他になかったのか?と言いたくなるほど混じりっ気なしの超正統派メタルです。

下山のボーカル自体数年ぶりに聞きましたが、その絶唱は健在。むしろ以前のような異常な粘っこさと角が取れて一層万人受けしそうなボーカルに仕上がったかなと。欲を言えばその歌唱が発揮されるような歌メロが力不足なのと、全体的にミドルヘヴィチューンがメインなのでちょっともたれるのが残念。再録「LIGHT-THUNDER-LIGHT」のキャッチーさに『これ!これなんだよ!』という感は一層膨らむ。
(8.0/10)



■Show Me How To Live/ROYAL HUNT(11')
…デンマークを代表する様式美メタルバンド11th。そう言えばこちらも人気シンガーDCクーパーの復帰作ですね。数々の名Voが在籍したこのバンドですが、やはり代表作であり、歴史的名盤であり、中古CD屋のワゴンの常連である「Paradox」のDCクーパーの復帰は誰もが望んでいたことでしょう。聞いて改めて思う、『やっぱりこの声だよ』。

内容はもう期待通りというか、期待以上というか…ぶっちゃけ「Paradox」まんますぎる!いい意味で!同じく40分強というコンパクトな中に美旋律と美声の嵐です。よりゴージャスになったクワイアなどアレンジは、ややもすると地味な「Paradox」より万人受けしそう。このバンドの代表作になりえる傑作。
(8.5/10)



■Dystopia/ICED EARTH(11')
…フロリダ州出身ジョン・シェイファー率いる正統派メタルバンドの新作。こちらは前2バンドとは逆に、看板Voマシュー・バーロウが脱退し、新たにINTO ETERNITYのステュウ・ブロックが加入した新編成。

個人的な話をすると、やっぱりICED EARTH=ジョン&マットであり、ティム在籍時のアルバムに思い入れは少なく、とは言えマット復帰の前作も煮え切らない内容に未購入というところに再度の脱退…と、もしかしたら自分にとってもう過去のバンドになってしまうかもしれなかったわけです。マット最後のステージを配信で見ながら、彼らが最強のメタルバンドであることを確信しながら。

そこでこのアルバム。いい。凄くいい。まずは新Vo。INTO ETERNITY時代から実力は知っていたけど、いやはやここまでとは。勿論グロウルはないですが、マットに比べダーティーな歌唱は実に魅力的。ムーディーなところはマットそっくりだったりするし、かと思えばロブばりのつんざくようなシャウトまでこなせるとは脱帽です。

楽曲も、その昔「ドラマチックスラッシュ」なんて呼ばれていた頃の面影はなく、リフはもろにプリースト&メイデンな超正統派。またここ数作でネックだった長尺な曲を廃して、実にコンパクトかつタイトに聞かせるガッチガチの正統派メタルアルバムに仕上がっています。『終わった』なんてとんでもない。これぞ新生ICED EARTH!そして祈・来日!
(9.0/10)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月15日 (火)

【メタル】GALNERYUS、MACHINE HEAD、FLESHGOD APOCALYPSE感想

最近円高のおかげで輸入盤がアホみたいに安いのです。アルバムが1200円とかざら。なので日本盤はよっぽどじゃないと買わなくなっちゃいましたね。本当は日本のレーベルのためにも、来日のためにも、日本盤を買うべきだと思うんでこんなことおおっぴらに言うもんでもないんでしょうけど…。

と言う前置きの元、最近日本盤で買った3作をご紹介。


■Phoenix Rising/GALNERYUS(11’)

…日本発正統派スピードメタルバンド7th。「Reincarnation」で「Resurrection」で「Phoenix」って何回死んで生き返ってるんだよってツッコミをTwitterで見ましたが。さてデビュー以来ずっとアルバムを追いかけつつもVoが小野正利に交代した前作はなぜか触手が動かなかったんですが、よくよく考えればメロスピ+日本歌謡曲って最高の組み合わせじゃないですかー!!ってことで新作買ってみましたよ。

…ああ、そうだ。前作試聴して思ったんだった。小野氏のボーカルがあんまり好きじゃないんだ。これはもうYAMA-Bと比べてどうとか言う話でなく、個人的趣向の問題。なんかこう楽曲も含めてソナタの1stを聞いてる時の様な、はるか頭上の音程高いところを見上げているような、なんともいえない不安感を感じるんです。せっかくのキャッチーなメロディもどこか上滑りしていく。

もちろん楽曲、プレイング、どれも高品質の世界レベル。すばらしい。でも、これじゃないんです。
(7.5/10)


■Unto The Locust/MACHINE HEAD(11’)

…ベイエリアスラッシュ/へヴィメタルバンド7th。前作「The Blackening」がもうメタル史上に残るだろうってほどの大傑作だっただけに期待と不安が入り混じって待った新作は…これがまた本当に素晴らしい。前作を焼き増しするでもなく、よくある集大成でもなく、前作を正統に進化させるということをやってのけてくれましたよ。

具体的には前作より更にメロディアスに、エモーショナルに、ドラマティックになったというのが個人的な感想。随所でトレモロリフなんか炸裂しちゃってるんですが、これがまたこのバンドのグルーヴと見事にマッチしてるんです。歌メロのキャッチーさも前作以上。

メロデス・メタルコアバンドの後追いみたいな揶揄も一部ではされてますけど、このバンドの進化に必要なものを取り入れ、しかもしっかり血肉にしてると思うのですよ。なんだろう…メロデスブームの後に出たKREATORの「Violent Revolution」が若造との格の違いを見せ付けたような…わかりづらいか。

とにかく現代アメリカンメタルに拒否反応さえなければ全メタラーにオススメです。かっこいい。
(9.0/10)


■Agony/FLESHGOD APOCALYPSE(11’)
…イタリアのシンフォニックブルータルデスメタルバンド2nd。とりあえずPV見てくださいよ。はっはっは。何コレマジヤバイ。超絶テクニックの暴虐ブルタールデスにこれでもか、これでもかと言うほどのオーケストレーションを叩き込んだ音の洪水に一気に飲み込まれた。

いや似たようなのは過去にもあっただろうし、方法論として真新しいわけでもないだろうけど、これはやりすぎ。いい意味で。なんか色んなレビュー見ると生粋のデスメタルファンからはかなり不評みたいですが、俺みたいなメロデス好きはたまらんでしょこれは。

とは言え正直あまりにどの曲も同じすぎるし、ややもすればやかましすぎる。ボートラのHEARTWORKの普通のカバーに救われた感じもしないでもなし。でもまぁやっぱりスゲェよ。ぶったまげたよ。1曲ごとだったら9.5点つけてる。
(9.0/10)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月10日 (月)

【メタル】HERITAGE OF IRON Tour@渋谷サイクロン

先日、何気なくTwitterを眺めていると楢崎さん(TRFのスト4繋がり)が「今度初めてのメタルライブだから緊張するわー」みたいなつぶやきを。おぉ!?と食いついてみたらなにやらスト4繋がりの知り合いが出演するんだそう。
http://blog.livedoor.jp/subeffect_jp/archives/3286965.html

バンド見たらどれも名のあるバンド!と言うわけで俺もご一緒することに。


場所は渋谷サイクロン。この前VOLCANOで行った箱で、音響と照明のよさに驚いたものです。まずはその知り合いこと間瀬さんがBを勤めるARGUMENT SOUL。

■ARGUMENT SOUL

スラッシュのリフにメロディアスな歌メロ、ということでNEVERMOREやICED EARTHを連想したけど、バンドメンバーがもろにそのTシャツ着てたのでビンゴ。聞かせどころ、盛り上げどころが明確にあるので、歌詞知らなくても一気に引き込まれました。

ってかこれは3バンドに共通するんだけど、ボーカルむちゃ上手いな…。ブレないし、ハイトーンの伸びも凄いし、なによりフロントマンとしての立ち回りがカンペキ。


終わった後、間瀬さんと少し談笑。くおールックスもイケメンだ!上記のバンドとか、RAGEもいいっすねーといった話などを。

「物販も見て欲しいんですけど…2ndアルバムがSOUND HOLICで…」

…みなまで言わなくていいです!!つーかレーベルつぶれるとそんな面倒なこともあるんすなぁ。あとやはり名古屋の地でも「イーデスケツバット」は気になる存在らしい。いや、気にしなくていいです。


■BELLFAST

人気メタルレビューサイトCastle of Paganの管理人KOHさんがボーカルのフォークメタルバンド。やはり知名度的にもこの日の中ではダントツで、目当ての人も多かったのでは。「どんな広いライブ会場でもなぜかいつも見つかる圧倒的存在感」のKOHさん、モロにブルース・ディッキンソンの歌いまわしにニンマリ。途中ビール缶を取り出して「仕事中だからオールフリーね。…グビ……あーまずい!!」には爆笑でした。

日本人がフォークメタルをやることに関してはネタ先行のような気もしないではないですが、生フルート&バイオリンの編成はやっぱり新鮮だし、なにより初見でもムチャクチャ気持ちよく乗れて楽しかったっすわ。予習しておけばもっと楽しめただろうなーとちょっと後悔。


■VIGILANTE

トリはベテランプログレッシブメタルバンド。いやーもう全メンバーのテクニックが圧巻でしたわ。ちょっと音がでかすぎて途中気持ち悪くなっちゃったけど…。

なにより面白すごかったのがボーカル。登場したとき、やたら着膨れしてる人だなと思ってたら…ギターソロに入るたびにTシャツを脱ぎ、下から新しいTシャツが。MC聞くとこれがお約束らしいのですが、初見だったんでビックリしましたよ。

そしてボーカルの上手さをさることながら、煽りの上手さ。得てしてノリづらいプログレにおいて、的確に観客を煽り、乗らせる。特にコーラスパートで初めての人でも合唱しやすいようにカウントダウンを挟んでいたのは目から鱗でしたよ。気持ちよく頭振らせてもらいました。


そんなわけで各バンド1時間、計3時間強のライブは終了。いやーこれだけの実力、人気がないとこんな形式のイベントできないですよ。本当いいもの見せてもらいました。メタルライブ初めての楢崎さんもかなり楽しんでたみたいでよかったよかった。そして間瀬さんをはじめ出演者の皆さんにも感謝!


最後に。帰りにふらっと立ち寄ったタイ料理屋のトムヤンクンチャーハンが激美味かった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月28日 (水)

【メタル】V系メタル2作感想

このジャンルのくくりもあんまり意味を成していないけども。この2バンドだけでもあまりにも向いてる方向が違うし

■DUM SPIRO SPERO/Dir en Grey

…8作目。前作「UROBOROS」がとにかく凄かった。ハードコアにメタルの様式美と構築美を取り入れ、そこに日本特有の美しい歌メロとV系の耽美性をぶち込んだーとかそんな感じでしょうか。とにかく世のメタラーは度肝を抜かれ、俺もその一人だったんだー。さてそんな傑作に続く新作。確かにテイストはUROBOROSを継承するもの、ですが…なんだかスカッとしない。ありていに言えば「聞きづらい」。

前作でも確かにアルバム全編に「気持ち悪さ」がのた打ち回ってたんですが、要所要所でそこから一気に開放されるカタルシスがあったと思うんです。今作にはそれが希薄。正直しんどい。で、今回この感想を書くにあたってYouTubeでシングル曲を改めて聞いてみたんですが、きちんと実に美しい美旋律が内包されているんですよね。んー聞き込みが足りないのか。でもこれをリピートする気にどうしてもなれない…。と言うジレンマに現在ぶち当たってます。

前作「UROBOROS」は「複雑怪奇なことをやっているけど恐ろしいほど聞きやすい」ことが魅力だったと思うんです。今作はそういう意味で「似て非なるもの」。単純に好みの話として、俺は「UROBOROS」の持つ絶妙な聞きやすさや前述のカタルシスに魅力を感じたので、今作はあまり好きになれないっすなあ。今のところ。ただジャケットは、ここ数年のへヴィミュージック作品の中で五指に入るほど好き。
(7.0+?/10)


■現実/No God
…メジャー2作目。彼らもまたメジャーデビューアルバムである前作「欠片」で世のメタラーの度肝を以下略。さてそれからシングル曲を挟んで1年足らずのスパンで発表された今作。正直最初はまったく印象に残らず聞き流してしまって「…あれ?んー前作のインパクトがでかすぎたかな」と思ったりもしたんですが…スルメでした。聞けば聞くほど味が出た。やっぱりこのバンドのメロディセンスはハンパなかったわ!

シンプルだけど何度聞いてもしびれるメタルナンバー「神風」、化粧品のCMになってもおかしくないぐらい(?)スカッと爽やかポップ曲「Raise a Flag」を筆頭に、今回も頭から尻尾まで粒揃い。そういう意味では2作続いて卒がなさすぎるので、次回はもうちょっと冒険した曲も聞いてみたい気もしますが、あくまでポップなV系メタルを目指すなら今のままで問題ないか。今度はライブでこのバンドの魅力を味わいたいものです。

あ、でも個人的にはボーナストラックが浮きまくるほどの駄曲なのと、ジャケットには×…。
(8.5/10)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月22日 (月)

【メタル】アジアンメタル

夏コミの修羅場前、買ったこの4枚は偶然にも日本+台湾とみんなアジアのバンド。そしてこの4枚で修羅場を乗り切った!

■5年後の世界/特撮

大槻ケンヂ率いるパンク・ヘヴィロックバンド6年ぶりの新作。絶望先生タイアップ曲、代表曲のセルフカバーが収録曲の大半を占めつつも、あまりこのバンドを追いかけていなかった自分としては嬉しい限り。タイトルトラックを筆頭に新曲も粒揃いですし。 

ヘヴィリフと、筋少よりさらにキャッチーな歌メロの謎のケミストリーは健在。エディのピアノはむしろ筋少より大人しめか?女性声優とキャッキャウフフしたいだけだろ曲は鼻に付くけど、半分ベストっぽい作りなので出来が悪いわけがない!むしろいい! 
(8.5/10) 

■Epsilon/BLOOD STAIN CHILD 
大阪のトランスメロデスバンド5th。原始人ボーカルが脱退してギリシャ人女性が加入!という報には「このバンドも終わったか…」となかば諦めていましたが…いやいや聞けばわかる!こいつはすげぇ!唯一無二のトランスメタルを生み出しましたよ! 

新Vo.SOPHIAは、最初は抑揚が足りない歌声に疑問を感じましたが、派手すぎる演奏とのコントラストがまさにトランスっぽく実にいい効果に。歌えるときはちゃんと歌えてるし。なめてた!クサメロは減退したけど、バンドが進む方向性がバッチリ噛み合った好盤! 
(8.5/10) 

■Heraldic Device/ANTHEM 
日本が誇る正統派HMバンド13th。いきなりのシンセに驚かされる今作は、ANTHEM以外何物でもないサウンドの中でかなりの実験・冒険をした作品。重鎮にして新しさを求める、それがまさにANTHEMか。もちろんモダンな作風に擦り寄ったというわけでは全くなく、むしろRAINBOWやDEF LEPPARDなど、古きよき80年代HMを2011年に蘇らせたかのよう。 

前作よりもさらにさらに歌メロに磨きをかけた作風は、前作「Black Empire」ですら今作の布石に過ぎなかったのかと思えるほど。そのフレーズ、その展開全てにゾクゾクするリーダートラック「The Sign」。「Code Of The Silence」は最強のインスト曲でしょう。何度でも聞きたくなるアルバム。 
(9.0/10) 

■Takasago Army/CTHONIC 
台湾のシンフォニックブラックメタルバンド6th。第二次大戦下、日本の独立部隊として活躍した高砂軍を題材にしたアルバムなのですが…こ、これは凄い…。タイトルトラック「Takao」を是非聞いてもらいたい。久しぶりに心の底から奮えた。心の底からメタルを聞いててよかったと思った。すげぇ曲だこれは。 

前作までは正直CRADLE OF FILTHに多少のアジア風味の味付けをした程度にしか思えなかった。一気に化けた。解説によれば二胡の出番は前作より抑えられているとのことだが、むしろ一層効果的にオリエンタルテイストを演出することに成功している。そして「Takao」でも聞ける、母国・台湾語。これ!これだよこのバンドに望んでいたものは!! 

戦争の悲壮、憤怒がアルバム全編から噴き出している。これは、メタルが表現しなくてはいけない、メタルだからこそ表現できる。それを、この台湾の若きバンドがやってくれた。感涙。 
(9.5/10) 


いや、マジで日本の、アジアのメタル聞きましょうよ。いいっすよ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月10日 (日)

【メタル】メロデスの年

なんなんだ2011年は。メロデス豊作すぎるだろ!!あれか、宗教上のなんかこう、あれか?年か??

■Firefight/BLACKGUARD
カナダのキラメロデスの2nd。初期チルボドを本家とは違った方向で多少モダンにしたような、むしろ民謡メロディの残り香のせいかENSIFERUMに近い印象。はなっからオリジナリティや新鮮味なんて求めてないけどここまでフォロワー感丸出しはある意味潔い。生粋のクサメロデス好きはニヤニヤすること間違いなし。
(7.5/10)

■Armod/FALCONER
スウェーデンのフォークパワーメタルバンド7th。今回はもうのっけから炸裂するヘヴィなギター、クサメロに吹っ飛ばされた!ヘヴィネス、疾走感、そしてメロディはここ最近では最高レベル。しかし…ここぞと言うところで煮え切らない。ここにきて看板シンガー、マティアス・ブラッドのマイルドすぎる歌唱が足枷になっているのでは。1stのケミストリーはやっぱり奇跡だったのか?とは言え個人的には1stを除けば過去最高作。
(8.5/10)

■Lay of Thrym/TYR
デンマーク自治領フェロー諸島出身のヴァイキングパワーメタルバンド6th。こ、これは…笑けるほど熱い!デス声ではなくマイルドかつパワフルな歌唱と響き渡るクワイア。安易なクサメロに頼らずあくまで正統派メタルとして聞き応え充分!うおーこれはクセになるわ。暑い夏が熱くなる!
(8.5/10)

■Passion/ANAAL NATHRAKH
※【閲覧注意】豚の死体が腐っていくと言うとんでもないPVです※
イギリスのエクストリームブラックメタルバンド6th。このバンドは今回初めて買ったんですが、変態だの激烈だのブチ切れてるだのの評判の割には思っていた以上に聞きやすくてびっくりした。それ以上にかっこよすぎてぶっ飛んだ!クリーンボーカルとか聞いてないよ!かっこよすぎんだろこれ!確かにこの上なく激しい音楽なんですが、EMPERORに通じる美意識を感じた。理性ある激情。
(8.5/10)

■Mygrain/MyGrain
フィンランドのメロデスバンド3rd。デビュー作からSOILWORKフォロワーの中でも群を抜いた存在感でしたが、このセルフタイトル作で一気に開花!まだまだSOILWORK、CoB、IN FLAMESの影響はバリバリ感じつつも独自のモダンメタルを構築しています。なによりこのボーカルと歌メロ!ハイブリッドメタルなんて正直聞き飽きてますが、サビに入った瞬間鳥肌ですよ。モダンメロデス好きはマスト!
(8.5/10)

■Death Meditations/TORCHBEARER
スウェーデンのデス・ブラックメタルバンド3rd。いっやーこれは凄いわ。全編に響き渡る邪悪な美旋律の嵐。まさに暗黒系メタルの究極形。これを生み出したのがUNMOOREDのChristian Älvestamと言うんだからうなずける。もうタイトルトラックには脳髄ぶっ叩かれましたよ。2011年のメロデスはこれを聞かずに語れない。
(8.5/10)


語れない!(キリッ
とか言いつつチルボドもインフレイムスもアークエネミーもまだ買ってないんですけどねー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧