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2011年11月15日 (火)

【メタル】GALNERYUS、MACHINE HEAD、FLESHGOD APOCALYPSE感想

最近円高のおかげで輸入盤がアホみたいに安いのです。アルバムが1200円とかざら。なので日本盤はよっぽどじゃないと買わなくなっちゃいましたね。本当は日本のレーベルのためにも、来日のためにも、日本盤を買うべきだと思うんでこんなことおおっぴらに言うもんでもないんでしょうけど…。

と言う前置きの元、最近日本盤で買った3作をご紹介。


■Phoenix Rising/GALNERYUS(11’)

…日本発正統派スピードメタルバンド7th。「Reincarnation」で「Resurrection」で「Phoenix」って何回死んで生き返ってるんだよってツッコミをTwitterで見ましたが。さてデビュー以来ずっとアルバムを追いかけつつもVoが小野正利に交代した前作はなぜか触手が動かなかったんですが、よくよく考えればメロスピ+日本歌謡曲って最高の組み合わせじゃないですかー!!ってことで新作買ってみましたよ。

…ああ、そうだ。前作試聴して思ったんだった。小野氏のボーカルがあんまり好きじゃないんだ。これはもうYAMA-Bと比べてどうとか言う話でなく、個人的趣向の問題。なんかこう楽曲も含めてソナタの1stを聞いてる時の様な、はるか頭上の音程高いところを見上げているような、なんともいえない不安感を感じるんです。せっかくのキャッチーなメロディもどこか上滑りしていく。

もちろん楽曲、プレイング、どれも高品質の世界レベル。すばらしい。でも、これじゃないんです。
(7.5/10)


■Unto The Locust/MACHINE HEAD(11’)

…ベイエリアスラッシュ/へヴィメタルバンド7th。前作「The Blackening」がもうメタル史上に残るだろうってほどの大傑作だっただけに期待と不安が入り混じって待った新作は…これがまた本当に素晴らしい。前作を焼き増しするでもなく、よくある集大成でもなく、前作を正統に進化させるということをやってのけてくれましたよ。

具体的には前作より更にメロディアスに、エモーショナルに、ドラマティックになったというのが個人的な感想。随所でトレモロリフなんか炸裂しちゃってるんですが、これがまたこのバンドのグルーヴと見事にマッチしてるんです。歌メロのキャッチーさも前作以上。

メロデス・メタルコアバンドの後追いみたいな揶揄も一部ではされてますけど、このバンドの進化に必要なものを取り入れ、しかもしっかり血肉にしてると思うのですよ。なんだろう…メロデスブームの後に出たKREATORの「Violent Revolution」が若造との格の違いを見せ付けたような…わかりづらいか。

とにかく現代アメリカンメタルに拒否反応さえなければ全メタラーにオススメです。かっこいい。
(9.0/10)


■Agony/FLESHGOD APOCALYPSE(11’)
…イタリアのシンフォニックブルータルデスメタルバンド2nd。とりあえずPV見てくださいよ。はっはっは。何コレマジヤバイ。超絶テクニックの暴虐ブルタールデスにこれでもか、これでもかと言うほどのオーケストレーションを叩き込んだ音の洪水に一気に飲み込まれた。

いや似たようなのは過去にもあっただろうし、方法論として真新しいわけでもないだろうけど、これはやりすぎ。いい意味で。なんか色んなレビュー見ると生粋のデスメタルファンからはかなり不評みたいですが、俺みたいなメロデス好きはたまらんでしょこれは。

とは言え正直あまりにどの曲も同じすぎるし、ややもすればやかましすぎる。ボートラのHEARTWORKの普通のカバーに救われた感じもしないでもなし。でもまぁやっぱりスゲェよ。ぶったまげたよ。1曲ごとだったら9.5点つけてる。
(9.0/10)

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