2018年1月19日 (金)

ベストメタルアルバム2017

2年ぶりですがベストアルバム評書いてみましたよ。それ以前に1年ぶりの記事です。…すみません。

⑩Live Beyond the Spheres/BLIND GUARDIAN
Bg
ジャーマンメタルの重鎮バンドによる2015年のヨーロッパツアーから厳選された22曲、150分に及ぶライブ盤。ここ数作がピンとこなかったのでこちらも当初スルーしていましたが…いやいや吹っ飛ばされた。BLIND GUARDIANという、個人的に最も好きであるはずのこのバンドを気付かないうちに過小評価してしまっていたと大いに反省した次第。初期の代表曲からまんべんなく網羅されたベストと言える選曲、定番のオーディエンスによるコーラス、そしてそれを見事に操り自身も随所で凄まじいシャウトを聞かせるハンズィ…このバンドの凄さが凝縮された名ライブ盤です。

⑨The Forest Seasons/WINTERSUN
Wintersun
ヤリ・マーエンパー率いるフィンランドのメロデス3rd。キラキラメロデスのバイブル的名盤、1stに続く2ndは大仰なコンセプトアルバムの前編という位置づけでしたが、続編の構想実現が不可能ということで急遽別コンセプトで新たに作られた今作は、そんな経緯からは考えられないほどの完成度に仕上がっています。四季というわかりやすいテーマはコンセプトアルバムにありがちな中だるみも無く非常に聞きやすく、夏は勇壮なヴァイキング調、秋は極寒吹き荒ぶブラックメタル、と聞かせどころがハッキリしているのも○。何より北欧メタル随一のメロディメーカーかつボーカリストであるヤリの魅力は余すところ無く堪能できます。美しいアートワーク、凄まじい初来日公演なども作品の評価に後押ししてこの位置に。

⑧The Venomous/NIGHTRAGE
Nightrage
ギリシャ出身マリオス・イリオポウロス率いるメロデスバンド7th。相変わらずメンバーは安定しないけどクオリティはド安定。「IN FLAMESがなければNIGHTRAGEを聞けばいいじゃない」と言ってしまいたくなるような、在りし日のイエテボリサウンドを継承した極上のサウンドで、ツインギターに戻ったこともあり特にここ最近の作品の中でもメロデス度高めの作品に仕上がっています。とは言え甘くなりすぎない程度にモダンなエッセンスもしっかり加えて古臭さ皆無なところがこのバンドの非凡なところ。俺はメロデスが好きなんだ!(知ってる)

⑦Malina/LEPROUS
Leprous
ノルウェーのプログレッシブメタルバンド5th。EMPERORのイーサーン先生と親戚ということもあってかツアーでの帯同やゲスト参加などで話題になりましたが、もうすでにそんな七光りは不要なほど確固たるバンドとして確立してますね。さてそんな新作は前作に比べぐっとメタル度は落ちた印象。オシャレ。でもなんか甘くない。むしろ怒と哀の感情表現は今まで以上で、随所でゾクゾクする展開がこちらの感情も揺さぶってきます。ボーカルについては、もう、歌上手すぎマン。

⑥Urn/Ne Obliviscaris
Neo
オーストラリア出身プログレッシブメロデス3rd。ポストOPETHの最有力候補バンド(OPETHは元気です)待望の新作は、前作のクオリティと奇跡のような来日公演のパフォーマンスと先行MVでブチ上がった期待にしっかり応えた力作。バンドの顔であるヴァイオリンとクリーンボーカルが今まで以上にフィーチャーされている感はありますが、この手のバンドにありがちなプログレ偏重で脱メタルすることもなく(OPETHのことです)、デス・ブラックたる緊張感がひしひしと伝わってきます。そして何より美しい!美しすぎます!また生で聞きたい!

⑤Raging Out/OUTRAGE
Outrage
30周年を迎えた名古屋が、日本が誇るヘヴィメタルバンドOUTRAGE。Vo橋本復帰後の作品はどれもOPトラックが強烈過ぎて他の印象が希薄になってしまうきらいがあったが、今作はいい、全てがいい。中だるみせず突き進み、最後に待つは30年目にして生まれたセルフタイトル曲「Outrage」。あまりにも、あまりにもかっこいい…。

④The Sin & the Sentence/TRIVIUM
Trivium
現代を代表するエクストリームメタルバンドの8th。最近では歌メロに偏重したミドルテンポ主体の曲が多く初期ファンもだいぶ離れてしまった感もありましたが、今作ではアグレッションも復活し実に「TRIVIUMらしい」作品に。何よりスピードや重さだけではなく耳をつんざく印象的なギターメロディが随所でさく裂し、そこにメタル界随一となった歌唱力のマシュー・キイチのボーカルが合わさる様は圧巻。また新加入のドラムによりバンドが一段階引き締まった感じは、ダーク加入時のSOILWORKを思い起こされますね(SOILはダーク引き抜かれたけど)。初期ファンにも是非聞いてほしい、今のTRIVIUM。

③Poetry of the Ill-Minded/SHADE EMPIRE
Shadeempire
フィンランドのシンフォニックブラックメタルバンド5th。1曲目のイントロの時点で「あ、これはヤバイやつだ」と確信しましたわ。シンフォアレンジがただキラキラ装飾しているだけではなく、とにかく楽曲の荘厳さ・邪悪さをこれでもかと押し上げている。そしてそれに負けない強力なギターリフと冗長にならない見事な緩急の曲展開。7曲46分と言うボリュームもカンペキ。何よりただひたすらにカッコイイ。暗黒シンフォの金字塔的アルバム!

②Gods of Violence/KREATOR
Kreator
ドイツの重鎮スラッシュメタルバンドの14th。ここ数作ですでにスラッシュメタルの枠を超えたアグレッシブメタルを連発していましたが、今回はまさにその集大成っていつもそんなこと言ってる気がする。獰猛なBLIND GUARDIAN、エピックなARCH ENEMY、などなどの形容が当てはまってしまうような、2000年代のメタルを最も統括したバンドなんじゃなかろうか。そこにミレの声がはまればそこはもうKREATOR。この活動暦でいまだに名盤の記録を更新し続けているのはまさにバケモノですわ。

①1755/MOONSPELL
Moonspell
ポルトガルの英雄MOONSPELLの13th。1755年に母国で起きたリスボン地震をテーマにした今作は、重厚なオーケストレーション・クワイアが全編に響き渡り、さながら壮大なサウンドトラックのようにその情景をありありと表現したコンセプトアルバム。聞きなれないポルトガル語も相まってアルバム全体を包み込む緊張感はバンド史上最高。とは言えMOONSPELL足らしめるキャッチ―で耽美なメロディももちろん健在です。母国の歴史をテーマにした暗黒メタルと言うとクオリティの高さからもCTHONICの「TAKAO」が連想されますね。メタルだからこそ表現し得た傑作。

■Best Live Performance
③INSOMNIUM(Suomi Feast2017)@渋谷DUO(5.21)
②RHAPSODY 20th Anniversary@TSUTAYA O-EAST(11.7)
①WINTERSUN@下北沢ガーデン(11.10)
2017年は振り返るとあまりライブに行けなかったですね。11月だけ毎週行ったりしましたが。Suomi Feastは歌舞伎メタルWHISPEREDも最高でしたが、INSOMNIUMが凄すぎましたね。最新作の完全再現からのベスト選曲。俺、メロデス大好き。RHAPSODYはここ最近の活動は全くチェックしてないんですが、初期メンバーの再結成ライブなんてそりゃ行きますよ。生エメソですよ。特にファビオが神がかってました。4年に1回はやってほしい。

そしてWINTERSUN。同人誌イベントの前日に本もできてないのに無性にいても立ってもいられなくなって行きましたよ。行ってよかったですよ。俺はメロデスが好きだったんですよ(3回目)。こんなライブが凄まじいバンドだなんて知りませんでした。小さい箱なのにもう圧倒的スケール感。2nd、3rdの曲はライブで完成されるんだという印象でした。ボーカルに専念したヤリのパフォーマンスが凄まじく、グロウルから朗々と歌い上げるパートまで完全再現かそれ以上。他のメンバーもそれぞれ個性が立ってて素晴らしいライブバンドでしたね。最初で最後の来日とか言わんでくれ!それならそれで一生の宝物にするけど!

■Best Album Cover
Wintersun_2
The Forest Seasons/WINTERSUN
またWINTERSUNか!と思われそうですけど…キレイじゃないですかw

はい、そんなわけで。アルバムは他にもNOCTURNAL RITES、CRADLE OF FILTH、GALNERYUS、筋肉少女帯、PARADISE LOST、SEPTIC FLESH、ANATHEMA、PERSEFONE、GYZE、摩天楼オペラ、BEAST IN BLACK、MORS PRINCIPIUM EST、ACCEPTなどなど…いい作品多いな。20枚にすればよかったですか。なおARCH ENEMY、THE HAUNTED、VOLCANOなどもよかったですけど前作がよすぎた面々です。相変わらずメロデス多すぎ。

そんな中でベストに選んだのはMOONSPELLです。本当にこの年を代表する1枚なのか?という疑問もありますが、YouTubeの先行MVを聞いてからこんなに発売を待ち望んだアルバムは初めてかもってぐらい衝撃でした。実際素晴らしい作品。久しぶりの日本盤発売ってこともあるのでぜひ初来日を…。

さてこんなことをつらつらと書きつつも年の中ごろはGLAYにどっぷりでした。20年ぶりにアルバム買ったり初めてライブに行ったり…いやぁやっぱりかっこいいっすねGLAY。俺もメロデス馬鹿である前に、30代の日本人の男の子なんだ…。あ、ちなみに2017年のベストチューンは2位を100億光年突き放して「ようこそジャパリパークへ」です。それではまた2018年もいいメタルの年になりますように!!!

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2017年1月13日 (金)

2016年振り返り

ご無沙汰しています。遅ればせながら本年もよろしくお願いします。

…まともな日記(?)が2年半ぶりというご無沙汰もいいところですが、ざくっと近況というか2016年振り返りをまとめてみようかと。これ読んでるほとんどの人はツイッターでご存知かと思いますが。

2016年は…とにかく消費しまくった年。アニメは、昔はそんなに見てなかったのにここ数年は日に1本ペース。映画もシン・ゴジラ、君の名は、世界の片隅に、と話題の邦画を筆頭に、劇場版マジェスティックプリンスに3回行ったりとずいぶん映画という娯楽の付き合い方が変わりましたね。

CDの購入数は例年より減った一方でライブは月1以上。もちろんほとんどメタルだけど、初めて見た聖飢魔Ⅱの武道館公演もエンターテイメント性の高さに感動しましたわ。

ゲームは前半のMTG、中盤のスト5、後半のKOF14の流れで、MTGでは初のグランプリに参加したり、スト5のチーム戦に出たりとなかなかの充。一時は離れてたけど、やっぱり対戦ゲームの楽しさからは逃れられないのか。


さてそんな2016年でしたが、KOF14もちょっと落ち着いた年末、お絵描きを再開してみました。

投稿1年半ぶりて…。いやこれまでもSAIを起動してペンタブ握ることは何度もあったんですけどね。やっぱり一番好きなKOFのキャラ動かすのはモチベになるもんです。コミケや同人イベント参加に関してはまだ全くビジョンはないですが、絵はまたぼちぼちやっていきたいなと。

あと最近はSNSもツイッターだけになってしまって文章書く機会も全くなくなってしまっていたので何かあったらブログももう少し書こうかなと。…いやこっちのほうがよほど苦手なので続くかどうかわかりませんが。それではまた。

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2016年3月 4日 (金)

2015年マイベスト

いまさらですが2015年のHR/HMベストをまとめてみましたよ。買い逃しの参考にどうぞ。

■Best Album■
⑩Ravenhead/ORDEN ORGAN
Orden_organ
ジャーマンパワーメタルバンド。初期BLIND GUARDIANの正統後継者と言えるパワー、メロディ、疾走感に、NOCTURNAL RITESなど北欧を感じる哀愁とヴァイキングメタルの勇壮さ、モダンなリフも加味した漢メタラー歓喜のサウンド!

⑨Extinct/MOONSPELL
Moonspellextinct
ポルトガルの暗黒エクストリームバンド。ブラックだったりゴシックだったりするバンドですが今回はゴシック。しかも極上。メランコリックでシンフォニックでロックンロールなそんなサウンドをさらりとやってのけるあたり、さすがベテラン。

⑧Abysmal/THE BLACK DAHLIA MURDER
Dahliamurderabysmalcd
アメリカ産メロデスバンド7th。過去最高のメロディとアグレッションを短めの楽曲に封入したことで爽快感抜群の作品。思わず笑みがこぼれる暴虐音楽。

⑦Future:The Return/SILENCE LIES FEAR
Silenceliesfear  
アゼルバイジャンのトリプルギター擁するメロデスバンド。国名、2ndアルバムということからは想像もつかないクオリティの激烈メロデスアルバム!くさい!泣ける!ピアノがいい!

⑥Stones at Goliath/INLEGEND
Inlegend
ドイツのピアノメタルバンド。ギターのパートが全部ピアノ。それでも意外にへヴィでしっかりメタルしてるのです。男性Voゴシック好きはたまらんメロディ!

⑤Soul Sphere/BORN OF OSIRIS
Bornofosirissoulsphere
イリノイ出身テクニカルデスコアバンド。この手のバンドに求めるものではないと思うんですが、キャッチー極まりないボーカルにやられてしまいました。もちろんテクニカルな楽曲は健在。しかしカッコイイなぁこの歌メロ!

④The Congregation/LEPROUS
Leprous
ノルウェーのプログレッシブメタルバンド。浮遊感のある暗黒プログレと言えばOPETH、RIVERSIDE、…それらと一線を画すのがこのボーカル。暗闇の中に光が差すような歌声。何度でも聞いていられます。

③Under The Force Of Courage/GALNERYUS
Galneryus
日本最高峰のメロディックメタルバンドの最新作はバンド初のコンセプトアルバム。テクニックだけではなく曲作りにもいよいよ磨きがかかり、圧巻の完成度に。コンセプトアルバムはたいてい大人しいんだよなぁと思ってるとインストに続くスピートキラーチューン2連発に吹っ飛ばされること必至。

②Endless Nightmare/THOUSAND EYES
Thousand_eyes
衝撃のデビューを飾った国内最強デスラッシュバンド待望の2ndアルバム。徹頭徹尾爆走デスラッシュの中で、ライブを強く意識したコーラスやジャパメタ要素が強まった叙情的なメロディやギターソロなど要所要所に非凡さが垣間見える。日本人だからこそ生まれるメタルサウンド!

①The Ride Majestic/SOILWORK
Soilwork
もはやメロデス重鎮バンドの記念すべき10枚目。2枚組の前作が心機一転の快作だった一方で、これ混ぜて半分にしてくれたらなぁと思ってたらそんなアルバムを作ってくれました。アグレッションの向上、説得力のある歌メロなど、今まであった微妙なかゆい所にバッチリ手が届いた印象。フォロワーの追随を許さない最高傑作!

■Best Live Performance■
⑤THE HAUNTED@渋谷クワトロ(5/11)
④HONE YOUR SENCE&THOUSAND EYES@渋谷サイクロン(9/27)

③SABATON@LOUD PARK15'(10/11)
②KAMELOT@LOUD PARK15'(10/11)

①NE OBLIVISCARIS@渋谷duo MUSIC EXCHANGE(6/8)

■Best Album Artwork
Kamelot
Haven/KAMELOT

はい、そんなわけで2015年。個人的には抜けたアルバムはないけど粒揃いだったなぁという印象。相変わらずジャンルはバラけているようで、上位はどうしてもメロデスばかりになってしまいますね。国内バンドと新人バンドが多いのは、ズバリ贔屓ですw いやいやこの辺プッシュしないと。

実は直前までTHOUSAND EYESを1位にしてましたが、2016年のSOILWORKのライブが凄すぎて改めてこのバンドと新作の素晴らしさに気づいたので1位に。圏外ではHELLOWEENの新作、DISTURBEDの復活作なんかも安定してよかったです。

後はこの年は意識してライブに行くようにしたので久しぶりに2桁以上は見てきました。その中でもNE OBLIVISCARIS、初めてのOPETH公演並の衝撃と感動でしたよ。求む再来日。

2016年もすでに良作揃いですし、ライブも毎週のように行っていて今年もメタル充な一年になりそうです。ではまた。

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2014年8月21日 (木)

夏コミレポ

遅ればせながら夏コミお疲れ様でした!当サークルとしては2年ぶりのコミケとなりましたが…結論から言いますともう最ッ高ッな一日でございました。さてそんなわけで当日レポなどを。

まずは準備。本は新刊アイヴィー本と、既刊誌を少々。それから先日の格ゲーオンリーイベントで作ったキーホルダーと、先着特典用にマグネットシートを。入稿後はダラダラしようと思ってましたが、おもむろにペーパーを書き下ろしたりやっぱり復帰と言うことでソワソワワクワクしてたっぽいです。

当日は親のキャリーバッグを借りたけどやっぱりこれ便利だ!安いカートより全然安定する!りんかい線は年々混み合ってる気がしますが、なんか運よく座れたりで無事駅で売り子のうさりん、きゅらーさんと合流。中野スト4勢として知り合った縁も気付けばこんなことに。

ブースに着いて早速設営。カッターやらハサミやらテーブルマットやらがっつり忘れましたが僕は元気です。入念にチェックしたはずなのにやっぱり浮き足立ってたなぁ…。周りのサークルがきちんとしたホルダーでポスターを設置している中、つっかえ棒とダンボールの切れ端の図画工作でポスター台を組み立てたり。あと設営中に世界のJEO氏がブース前でニヤニヤしてました。闘劇プレイヤーの集うサークルbash-inc。

一通り設営できてさて近くのブースだけでもご挨拶をーと思ったらすぐ横の通りを閉鎖されて詰み。なにやら格ゲー島は人気作家島と艦これ島に挟まれていたようで、かなり悲惨なことになってましたね。不遇ぅ…。

そんなこんなで無事開場。予想通り目の前は抜け道にされてましたが、そんな中でも早いタイミングで何人もの方に来ていただいて感謝。うさりんが本がはけるたびに「完売あるよ!完売!」と連呼してて、お前「BASH完売」言いたいだけだろうと。

顔馴染みの方もいらして、「復活嬉しいです」など暖かいお言葉を…。うう…。もうちょいツッコミや嫌味の1つも言われる覚悟だったんですが…あたたかい…。

そして合間合間で挨拶回りに。ここでもツッコミや以下略でしたが、歓迎していただいた…んですかな。本のクオリティにもお褒めの言葉をいくつもいただいたり。いやまさか目の前で読まれるとは思わなかったけども。ありあざっす。

今回は今までお世話になった方へのご挨拶参りと言うことで2年振りどころかそれ以上ご無沙汰していた方にも久しぶりに会えたり。色んな思い出がよみがえってきたりして俺帰ってきたわーと言う感じでした。みな一様にあたたかい…。

あたたかいといえば天候ですが、この日は一日中くもりといったところで最悪な暑さまではいたらず。むしろ去年が地獄だったようでみんな口々に今年は楽って言ってましたね。いやじゅうぶん暑かったんですけど…。


そんなわけであっという間に閉会。それでもまだまだタイミングでお会いできなかった方や買えなかった本もたくさんあって残念でしたが、もう完売と言っていい売り上げでしたし、もうやりきった感。さぁ打ち上げだ!

御堂つかささんやMLT佐藤さんたちと合流してメンバーは決まりつつも場所が不確定。そこで俺が上野近辺で!焼肉!!と言うことでその場で見せ決めて行くことに。内心かなりどきどき。

さてそこまでの足にタクシーを選んで乗り込むも、運ちゃんのおっさんが凄いテンション。最初はフランクすぎてちょっとめんどくさいなーと思ってましたが…

「お客さん、コミック?コミックでしょ!?(コミケのことらしい)」
「ありがたいよね!お客さん多くて!いやー最高だよコミック!」
「今日はエロなんでしょ?そう言えば昨日は女の子の日だってね。あれでしょ、男同士がするんでしょ!?」
「コミックって恐喝とかレイプとかあるんだってね!知ってる?」

と、どんな週刊誌を鵜呑みにしてるんだという話から

「俺が初めてオナニーに使ったのはじいちゃんの電マでね!最近じゃ当たり前だけど30年前には珍しかったんじゃないかな!」

と、電マオナニーパイオニア宣言からの怒涛の電マ押し。現役プロエロ作家に。…俺次、電マネタにしようと思ってたんですけどね…。

それでいて運転上手くて道の知識も豊富で、お盆なのにあっという間に目的地に。しかもちょっと手間取った分の料金引いてくれたりとか、むしろこっちがチップ払いたいぐらいだったよ!人生であんなすげぇ運ちゃん引いたの初めてだった…。


それから別働隊と合流してお店に。溶岩焼きダイニングbonbori。後で調べたらいくつも店舗がある店だったみたいですね。で、肉!酒!美味い!!想定以上に肉が美味い!!ちょっと最初料理が出るのに手間取ってたときに文句を言っていた人も、追加のときは「いやぁ他にもお客さん来て大変そうだからね」と気遣う手のひらクルフィックス。

個人的には久しぶりの作家さんとの飲みということでしたが、そんな話もあまりなくただただコミケで失ったゲージを肉と酒で回復しておりました。いやーイベントの好調から始まってタクシーの運ちゃんとぶっ放しの店も大当たりとか、俺持ってた!この日持ってた!

それから駅で解散して、俺はきゅらーさんと最後二人でがっつりお話して帰宅。やりきった感。


そんなわけで2年ぶりのコミケは非常に充実したものとなりました。漫画自体数年ぶりでしたが、クオリティも下がることなく一安心。むしろなぜか上がってるような。とは言え逆に他の方の絵や漫画を見て自分に足りないものもどんどん見えてきたり。昔はそれが多すぎてどうすりゃいいかわからない状態だったのが、今は一つ一つ課題をこなしていこうという意識の違いは出てきましたね。いや課題の多さは変わらないんですが…。

今回をきっかけに、また同人を中心にやっていこうと思いますので改めてよろしくお願いします!

Ivy_suim

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2014年8月11日 (月)

夏コミ参加します

お久しぶりです。このブログも見ていただいてる方がどれほどいるかわかりませんがー。

さて2年ぶりのサークル参加は、17日(3日目)東H-22Aです。
Cut_c86b

カット通り、アイヴィー本です。サンプルはPixivでどうぞ。

会場限定グッズなんかも予定していますのでよろしくお願いしますー。

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2014年5月 2日 (金)

コミ1お疲れ様でした&これから

コミック1参加の皆さんお疲れ様でした。約2年ぶりのサークル参加となりました。

いやーいい意味で何も変わってなかったですね!そもそも同人活動自体が何も変わらなくて刺激が薄れていったことが離れる要因の1つだったのですが(そもそも同じ本ばかり作ってる俺が悪い)、逆にその変わらなさに救われるという新手の童話のようなお話。

ブースにお越しの方も見覚えのある方ばかりで、「てめーなにしてたんだよニコ生とか遊んでんじゃねーよ」ぐらい覚悟してたんですが、暖かいお言葉ばかりいただいてしまって恐縮です。あったけぇ…。

さて新刊は…ド薄いコピー本とあいなりました。
Milmilking

結局前日徹夜という「まるで成長していない」っぷりだったのですが、絵を描くのもほぼ2年ぶりにしてはそれほど衰えてなかったのでホッとしました。…むしろ前は描けなかったようなのも描けているような…。

サークルカットではアイヴィーだったのですが、アイヴィーはやりたいことがちょっと手間かかりそうだったので、もう1つ脳内にあったキングさん本で。表紙通り、相変わらずの内容です。これもプレ版ということでいずれ、は。

アフターは御堂つかささんについて行って、ひげ政宗さんの打ち上げに参加。作家さん飲みとか久しぶりすぎて楽しすぎました。御堂さんに甘やかしてもらえる間は俺はやり直せる!

その流れで、6月開催の格ゲーオンリーイベント「LIMITLESS WORLD」に参加することに。
Bashinc

1年前の絵の流用ですがー…。あくまで小規模オンリーなのでいつもと同じようなのじゃなくて、何か変わったものでも出来ればいいっすねと模索中です。

そして夏は受かれば、受からなくても?、アイヴィー本を予定です。意外に会場でも需要を多く聞きましたので。

そんなわけでモチベあるうち、作品作っていこうと思いますのでぬるくよろしくお願いしますー。

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2014年3月17日 (月)

中野勢MtG部ドラフト

最近、中野勢とマジックザギャザリング(MtG)を始めました。みんなだいたい数年ぶりの復帰組。俺は大学の頃に先輩に教えてもらって、ちょうどインベイジョンの頃にドハマリしてた口。と言っても身内オンリーのカジュアルだけど。って10年ぶりじゃねぇか。

現行のテーロスブロックはかなりリミテッド向けのエキスパンションってこともあるけど、ドラフト楽しい楽しい。普段スタンダードじゃ使わないようなカードが活躍できるのもいいっすね。

で、昨日もドラフトやってきました。場所は高田馬場の晴れる屋。300席のフリースペースがある神環境で、マジ初めて見たときはビックリした。

そんなドラフトも回は重ねてるもののどうもいつも欠陥だらけのデッキばかりだったので、公式の記事読んでしっかり勉強してきましたよ。うおーやったるで!!

【1パック目】神々の軍勢
レア土地でした。

ファック。他も大したものないので、プロの言葉に従って除去の赤火力をピック。その後も赤の除去をメインに2色目をうろうろと。クリーチャーは2パック目以降のテーロスパックに期待。

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順番ちょっとあいまいだけど。エンドカードになる「神の一瞥」来たんで白も期待したけどまったく回ってこなかったので回避。緑もスカスカ。なので青か黒かとふらふらして…と思ってたけど黒ばっかりとってたな俺。赤も周りとかぶりまくってる気がしたけどいい除去は手に入った。

【2パック目】テーロス
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ティマレット来た!赤黒か!?いや、でも…決め手になる黒はまだないので迷いながらまだ青も取ってる。で、絆魂ハーピーが来たところで黒に決定。…正直遅かったかな。特に軍勢パックでは黒の良除去もかなり流しちゃったんで。とは言え飛行も確保。ただ肉が少ない。

【3パック目】テーロス
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…レアがなんだかも忘れたぐらいのパックだったと思う。と言うわけで除去ピックでスタート。その後は小物からデカブツまで肉を満遍なく。勝ち筋になるモーギス取れたのもおいしい。

そんなわけで出来たのがこの赤黒デッキ。
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除去、デカブツ、回避能力、火力アップ、壁、エンドカードときっちり揃えられたんじゃないかなと。マナカーブ見ると1~2マナ圏が薄いのが気になったけど、回してみると軽量除去が序盤刺さりまくったのでむしろもう少し重めに偏っても良かったぐらい。今更だけどゴルゴン入れてもアリだったなこれ。

結果は4勝2敗。壁と火力で序盤しのいでハーピーのライフゲインで持ち直し、モーギスの畏怖、怪物にアンブロッカブル、ティマレットで一斉火力とやりたいこと全部出来た感じ。負けた試合も引きの悪さと、純粋なプレイングミスぐらいだったので敗因はこの私。選手たちは最高のプレイをした。


しかし読み物で予習したのは本当良かったっすわ。結果はもとより今まで以上に考えてドラフトできて楽しかった。こんな感じでまたやっていきたいですね。

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2014年2月20日 (木)

コミ1と夏コミ申し込み

同人活動再開ということで、4月のコミック1と8月の夏コミに申し込みました!

Cut_c86

いやー申し込み久しぶりすぎてドキドキした!一度サークル名なしで上げちゃったし。一度やりましたねーその不備。

本当はどっちかアイヴィー、どっちかキングと思ってましたが、春までちょっとバタバタしそうなのでコミ1で準備号、夏にオフセという計画で行こうかなと。

しかしかなり顔が安定してないっすね…。ちょっと顔の書き方の見直し模索中なので、本作るまでには安定させたい!あとアイヴィーは5コスも好きですけど、やっぱり4の方もいいっすね。エロス。

というわけでアイヴィー練習しないとー。

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2014年2月 6日 (木)

Cヴァイパー本DL販売始めました

今年からコミ1、そして夏コミの参加と同人活動の復帰を考えてまして、その一環で過去作のDL販売をちょくちょく登録していこうと思ってます。

最初はCヴァイパー本!…6年前の本ですけども。とりあえず内容もうちらしいし、値段も手ごろなので、うちのサークルがどんな感じの本なのかわかりやすい1冊なんじゃないかと。

Bust_sample DLサイト販売ページへ⇒


この本は本媒体と内容はほとんど変わってないですが、今後販売していくものは細かいところかなり修正しています。新しい本へのリハビリも兼ねて。

そんなわけでよろしくお願いしますー。

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2014年1月30日 (木)

2013年HR/HMマイベスト

はい、ここ数年さぼってました。HR/HMアルバム選を久しぶりに作ってみました。2013年は良作が多くて10に絞れなかったので半端に15で!
(アルバム名/バンド名)

⑮Nemesis/STRATOVARIUS
Strato

フィンランドのメロディックメタル14th。大ティモのごたごたから疎遠になってたけど、これはすげぇ!超高品質のパワーメタル!「Unbreakable」はシーンに残る名曲!

⑭Beyond/OMNIUM GATHERUM
Omnium_gatherum

フィンランドのメロデスバンド6th。傑作だった前作と変わらぬ作風、クオリティだけど、前作のインパクトが凄すぎた!しかし相変わらず美しい!泣きのメロデスが好きで好きでたまらない中毒者は前作と合わせてマスト!


⑬Bu-Tik/CHTHONIC
Chthonic
台湾のシンフォニックブラックメタル7th。シンフォブラックの暴虐性とオリエンタル要素の融合は前作以上のクオリティ!ただ、そこがもう自然すぎて前作のような緊張感が若干薄らいでいると感じるのは贅沢すぎる贅沢か?


⑫Surgical Steel/CARCASS
Carcass
イギリスのレジェンド・メロデスバンド17年ぶりの6th。まさかの新作!HEARTWORKを今、作ったら、こうなった!決して過去の焼き増しでもなく、モダンに歩み寄るわけでもなく、それでいて21世紀の音であって、ブリティッシュHMの遺伝子は過去最高に感じる。なんだそれ?なんだこれ!スゲェ!!


⑪The Living Infinite/SOILWORK
Soilwork

スウェーデンのモダンメロデスのオリジネーター9th。ここ数作の元気のなさ、バンド内のゴタゴタで不安を抱えながら聞いた「This Momentary Bliss」の衝撃、歓喜と言ったら!!SOILWORK IS BACK!!!!見限っていた奴は戻ってくるんだ!!!!!!


⑩The Inheritance/WITHERSCAPE
Witherscape
スウェーデンのプログレッシブメロデスバンド1th。EDGE OF SANITYのダン先生の新プロジェクト!「CRIMSONⅡ」を踏襲したメロデスにNIGHTINGALEゆかりのポップなメロディを随所でぶち込むと言うダンマニア悶絶必死の一品!美メロと美声の洪水!


⑨V/NoGoD
Nogod

V系メタルバンド3th。IN FLAMESなリフにドキャッチーな歌メロで青臭いながらもわかりやすい歌詞を載せるスタイルは健在!曲は小粒ながらもアルバム全体の完成度は過去最高じゃないか!?やっぱり団長は地声のほうがいいよ!V系っぽさがさらになくなるけど!団長の活躍も含めて今後も期待!


⑧Oscillation/TRAIL OF TEARS
Trail_of_tears

ノルウェーのゴシック・デスメタルバンド7th。シンフォニックなメロデス楽曲をバックに、男性デスVoと女性Voが歌い上げる…もう20年以上も繰り返されてきたこの音。でも、何度でも聞きたくなる!古臭いジャンルに絶妙に注がれたモダンなキャッチーさと、長年のキャリアがなせる完成度の勝利!


⑦Fascinating Violence/GYZE
Gyze
国産メロデスバンド1th。く、クサイ!泣きより先に笑いが出るぐらいクサイ!いい意味で!Disarmonia MundiのメンバーがプロデュースとVoを手がけると言う点からもクオリティはお墨付き!リフがどっかで聞いたことあったっていいじゃない!V系っぽいコーラスもいいじゃない!みんなムンディ好きなんでしょ?買わなきゃ!!


⑥Volition/PROTEST THE HERO
Protest_the_hero

カナダのテクニカルメタルコア4th。凄まじいインパクトで殴りつけてきた「Kezaia」以降やっぱりこういうバンドは大人しくなっちゃうよなと思ってたらこれですよ!過去最高にキャッチーでコンパクトでわかりやすいのにこのエネルギッシュな爆発力と緊張感!どうやってこれを一体化させたんだこいつらは!?


⑤Bloody Empire/THOUSAND EYES
Thousand_eyes

国産メロデスバンド1th。日本が誇るエクストリームミュージシャンによってすげぇアルバムが生まれた!日本版DIMENSION ZERO!激しさの中にも哀愁!泣き!日本人だからこそできる!日本人だからこれをやらなきゃ!!聞かなきゃ!!


④Grimoire/NOCTURNAL BLOODLUST
Nocturnal_bloodlust

V系メタルコアバンドメジャーデビュー作。今V系ってこんなことになってるの?こんなスゲェやつらがいるの!?デスコアとメタルコアとメロデスが渾然一体…となりきってないぐらいの危ういバランスで混ぜられた楽曲はどれもこれもカッコイイ!そしてそれに説得力を持たすのは確固たるテクニックと、数種のエクストリームVoとV系の耽美な声を歌いわけるボーカル!衝撃度は2013年度1位!!

③Construct/DARK TRANQUILLITY
Dark_tranquillity
スウェーデンの重鎮メロデスバンド10th。正直言うと最初ピンとこなかった!でも繰り返し聞いて、噛んで、これはダートラ以外の何者でもなかった!「Projector」を引き合いに出されるけど、あれほどのキャッチーさはない。とにかく噛まないと!ダートラの暗黒面、陰鬱で、悲哀で、美麗すぎるメロディの傑作アルバム!


②Straight Out Of Hell/HELLOWEEN
Helloween
ジャーマンメタルゴッド14th。メタルは変わっていくけど、彼らは変わらない!デビューから30年たった今でも、これだけ高品質で、しかも今まで以上にキャッチーでエネルギッシュで疾走感満載な作品を生み出している!ありがとう!メタルをありがとう!


①A Will/LUNA SEA
Luna_sea

ビジュアル系ロックバンド13年ぶりの新作。再結成アルバムに外れはないとはよく言ったもので。でも結局再結成ってファンも期待し過ぎないほどに期待してるし、バンドもその期待から外れないように無難な最大公約数的作品を出して、過度に評価されるってことも多いと思うのです。でもね、これは、そんなもんじゃない。最高傑作です。みんなが学生のころ聞いて興奮に打ち震えたLUNA SEAの、最高傑作です。



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はい、というわけで1位はルナシーです!!…メロデスやらクサメタルばっかり続いて締めはこれってどゆこと?って思われるかもしれないですが。個人的にこの順位って5年後、10年後見てどう思うかってことまで考えてしまうわけで、そうなると「2013年って何のアルバムが出た年?」って聞かれたらこのアルバムだと思うんです。アートワークもダントツ1位。何よりそういった感傷抜きで本当に曲が素晴らしい。

さて1位はちょっと浮いちゃいましたが、他はもういつものようにメロデスと国産メタルばかり。メロデスはもう血肉ですね。しかもこの年はCARCASS復活、SOILWORKある意味復活、ダートラが最高のアルバム、中堅も傑作揃いと、メロデス馬鹿ウハウハな年だったと思います。

国産メタルは、今いい波が起き始めているんじゃないかなと。他の人がどう思ってるかわからないですけど、俺はね、メタルもっと売れてほしいんですよ。メジャーになってほしいんですよ。もしそうなったとして、やっぱりそのシーンのメインは日本が誇る国産バンドであってほしいんですよ。

ライブのほうはあんまり行けなかったですね。特に俺得すぎるラインナップだったLOUD PARKに行けなかったのが…もう!その中でベストはHELLOWEENかな。あんな気持ちいいメタルライブはないですよ。新作もよかった!あとARTEMAは衝撃でした。カルチャーショック。

世間的な2013年はどうだったんでしょう。検索するとみんな選ぶ「これ!」ってアルバムがなかったように思えますし、ポストロックやらポストブラックやらメタラーのメタル離れというか、ニッチなジャンルの細分化がさらに進んでる気がします。毎月B!誌の新譜紹介ページの少なさには驚くばかり。…大丈夫かこれ?

あくまで地下音楽だけど、それも本当にシーンが先細りしたら終わってしまうわけで。なので地下は地下として、シーンの底上げのためにも、若いメジャーバンドの活躍に本当に期待してます!俺ももっと色々聞くよ!

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